近年、スマホのカメラの品質がものすごいことになっていますね。
いいカメラを買わなくても、
スマホで十分綺麗で感動するような写真や動画が撮影できる時代ですね。
でも、
「画質はいいんだけどあんまりいい動画が撮れないいんです・・・」
「撮影の仕方詳しく教えてください!」
との声をよくいただくので、今回まとめてみることにしました。
初心者の方にもわかりやすく、
スモールステップで解説しているつもりです。
ぜひ最後まで読んでいただき、
スマホで最高の動画を撮影できるようになってください!!
スマホの種類も様々なので、
一般的な操作方法や設定の方法について説明しています。
ご自身のスマホの操作方法について分からないことがあればググってみてください笑
スマホのカメラアプリの基本的な使い方
スマホでの動画撮影をするには、
まずカメラアプリを起動する必要があります。
カメラアプリの起動方法は、
スマホの種類によって異なる場合がありますが、
多くの場合はホーム画面にあるカメラアプリのアイコンをタップすることで起動できます。
次に、カメラモードを選択する必要があります。
カメラアプリには、
写真撮影用のカメラモードと動画撮影用のカメラモードがあります。
動画撮影をする場合は、動画撮影用のカメラモードを選択します。
シャッターを切る方法は、
スマホの場合は画面上のボタンをタップすることで撮影することができます。
動画撮影のための設定
まずは、撮影に向けた設定のお話です。
フレームレートと解像度
動画撮影にあたっては、
フレームレートと解像度の設定が重要です。
フレームレート(fps)とは、
動画の1秒あたりのコマ数を表します。
一般的に、
動画をより滑らかに撮影するためには、
フレームレートを高めることが重要です。
映画は一般的に24フレームレートで撮影されています。
スローモーションで楽しみたいという時は、
高いフレームレート(可能なら120フレームレートに近い設定)をお勧めします。
また、解像度も重要です。
4K、8Kのように解像度が高いほど、
よりクリアな映像を撮影することができます。
ただし、解像度が高いほどファイルサイズが大きくなるため、
スマホのストレージ容量に注意する必要があります。
オートフォーカスと手動フォーカスの切り替え方法
スマートフォンのカメラアプリでは、オートフォーカスと手動フォーカスの切り替えが可能です。
オートフォーカスは、
スマホが被写体を自動的に認識し、
ピントを合わせてくれる機能です。
一方、
手動フォーカスは、
自分でピントを合わせることができる機能です。
初心者におすすめなのは、オートフォーカスです。
自動でピント合わせをやってくれたら、
撮影時に気にする手間がなくなりますからね。
露出(f値)の調整方法
露出は、撮影する場所の明るさに合わせて、映像の明るさを調整する機能です。
スマートフォンのカメラアプリでは、
一般的にタップすることで露出を調整できます。
被写体の周りにある明るさによって、
露出が変化するため、
何度かタップして調整する必要があります。
撮影時の注意点
撮影する前に、以下の点に注意してください。
・カメラのレンズが汚れていないか確認する
・被写体の位置や光源の位置を確認する
・風切り音が入らないように注意する
・手ブレしないようにカメラをしっかりと持つか、三脚を使う
風切り音を防ぐための方法
風切り音は、マイクに風が当たることによって発生するノイズです。
風が強い日や、外での撮影時には注意が必要です。
風切り音を防ぐためには、外部マイクを使用するか、
マイクに防風用のカバーを装着することが効果的です。
背景の選び方
背景は、被写体と一緒に撮影するときに重要です。
背景が混雑している場合や、被写体との色の相性が悪い場合には、
被写体が見づらくなってしまいます。
背景には、シンプルな色や模様があるものを選ぶことが望ましいです。
ライティングの調整方法
ライティングは動画の雰囲気や見た目に大きく影響します。
スマホで動画を撮影する場合、
ライティングの調整には以下のテクニックが役立ちます。
- 外での撮影の場合は、日中の明るい時間帯に撮影することをおすすめします。
- 屋内での撮影の場合は、自然光を使いましょう。
窓際に移動して、日光を取り入れることで、柔らかい自然な光を得ることができます。 - ライティング用の照明を使用する場合は、光源をカメラから遠ざけ、
柔らかい光を放射するように設置します。 - スマホのライティング機能を活用して、調整することもできます。
iPhoneの場合、フラッシュを使わずに、画面の明るさを調整することができます。
また、Androidの場合は、ライティングの明るさを手動で調整することができます。
動画撮影に役立つテクニック
いよいよここから、実際の撮影テクニックです。
動画を撮影する際に、以下のテクニックを活用することで、
より美しい映像を撮影することができます。
- スタビライザー(ジンバル)を使用することで、手ブレを防止することができます。
また、三脚を使うことで、より安定した映像を撮影することができます。 - シャッタースピードを遅くすることで、
より滑らかな映像を撮影することができます。
ただし、カメラの動きが速くなりすぎると、映像がぶれてしまう可能性があるため、注意が必要です。 - パンニングやズームなどのカメラワークを活用することで、映像に動きを与えることができます。
パンニングの方法
パンニングは、カメラを左右に移動させながら被写体を追う技法で、
動きのある映像を撮影する際によく使われます。
- まず、被写体を選びます。
パンニングは、動く被写体を追うのが一般的ですが、静止した被写体でも自然な映像を撮ることができます。 - 次に、カメラを三脚などの安定した場所に置きます。
パンニングは、手ブレが起こると映像が乱れてしまうので、しっかりと固定することが大切です。 - カメラの設定を調整します。
手持ちのスマホでも、カメラアプリによってはパンニングに最適な設定が用意されている場合があります。
撮影する被写体や環境に合わせて、
シャッタースピードやISO感度を調整することで、
より高品質な映像を撮影することができます。 - パンニングの方向を決めます。
左右どちらに動かすか、
また、どの程度の速度で動かすかを考えましょう。 - 被写体が入った状態で、カメラをゆっくりと動かします。
被写体が中心にある位置からスタートし、
被写体の動きに合わせてカメラを追いかけます。
動きが止まったら、カメラも止めます。
以上がパンニングの基本的な方法です。
パンニングには、
被写体の動きに合わせて背景が流れるような効果を出す「トラッキングパンニング」や、
被写体に対してカメラを上下に動かしながら撮影する「ティルトパンニング」など、
さまざまなバリエーションがあります。
スローモーションの撮影方法
スマホでスローモーションの撮影を行う方法は、
機種によって異なりますが、一般的には以下の手順になります。
- カメラアプリを起動します。
- カメラモードを「スローモーション」に設定します。
- 撮影する被写体を選びます。
- レコーディングボタンを押して、撮影を開始します。
- 撮影が終了したら、保存します。
スローモーションの撮影では、通常の撮影に比べてフレームレートが低くなるため、
被写体の動きが遅くなります。
この効果をより強くするには、撮影時の被写体の動きを速くすることが効果的です。
タイムラプスの撮影方法
タイムラプスの撮影は、一定間隔で撮影した写真をつなぎ合わせて、
時間を圧縮した映像を作り出す方法です。(簡単にいうと早送り動画です)
スマホでタイムラプスの撮影を行う場合の手順は以下の通りです。
- カメラアプリを起動します。
- カメラモードを「タイムラプス」に設定します。
- 撮影する被写体を選びます。
- 間隔を設定します。一般的には2〜5秒程度がよいでしょう。
- レコーディングボタンを押して、撮影を開始します。
- 撮影が終了したら、保存します。
タイムラプスの撮影では、長時間にわたって撮影することが必要です。
また、撮影した写真をつなぎ合わせるためには、動きの少ない被写体や風景が適しています。
ズームをしないで撮影する方法
スマホのカメラでズームを使用する場合、光学ズームがないため、デジタルズームが使われます。
デジタルズームは、画質が劣化することがあるため、できるだけ控えめに使用することが望ましいです。
代わりに、
撮影者自身が被写体に近づくことでアップで撮ったり、引きで撮ったりできます。
この方法だと、画質の劣化はなく撮影することができます。
カメラを安定させる方法
スマホで動画を撮影する場合、手ブレが起きてしまうことがあります。
手ブレを防ぐ方法として、以下の方法があります。
- 両手でしっかりと握ります。
- 肘を身体に密着させます。
- 忍者のように膝を曲げて、できる限りすり足で撮影します。
- 三脚やジンバルなどの安定器具を使用します。
(以下はミラーレスカメラについての記事ですが・・・)
いかがでしたか?
難しい言葉や、よく理解できなかった言葉がありましたよね??
誰でも初めはそうです。
もちろん、ここに書いたことを全て実践しなくても納得いく動画を撮影できるかもしれません。
それはそれで成功なんです!
さらにやればやるほど上手くもなります。
何より大切なことは、撮影を楽しむことです。
楽しんで撮影できれば、もっと上手くなりたいと思ってくるものです。
そんなときにもう一度この記事を読んでいただき、挑戦してくだされば嬉しいです。
長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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